地域でつながるSDGs

パートナー募集

好きを言えたら、まちは変わる。——石引の私設図書館「コトノハ」

11.住み続けられるまちづくりを16.平和と公正をすべての人に
コラボレーション

企業

Community&Libraryコトノハ / 株式会社 栄光プリント

石川県金沢市の印刷会社・株式会社栄光プリントです。「伝えることで平和をつくる」という祖父の信念を3代にわたって受け継ぎ、印刷・WEB制作・自費出版など、人の「想い」を形にする仕事をしています。

地域の魅力を発信するローカルWebメディア「カナミー金沢」の運営や、石引商店街の私設図書館「コトノハ」の立ち上げも、その延長線上にあります。伝えることの魅力を、事業にまちに、広げて行きたいと考えております。

メンバー

6名

活動開始

2022年11月19日開館

活動頻度

毎日10〜16時開館

(不定休・HPやInstagramにて確認を)

webサイト

https://www.eiko-p.co.jp/

コラボレーション

メッセージ

「好きなものを好きと言える社会をつくりたい」

——そんな想いで、金沢市・石引商店街に図書館「Community&Libraryコトノハ」を設立・運営しております。

コトノハの原点は、祖父が創業した印刷会社にあります。キリスト教徒だった祖父は、当時の安定職である公務員を辞め、「平和のために教えを伝えなければ」という信念のもと、紙を通じて言葉を届ける仕事を始めました。祖父の「伝えることで平和をつくる」という強い信念は、3代にわたって受け継がれ、今も地域の人々や多くの方に必要とされ続けています。

 図書館設立の場所に「石引」を選んだのには、現代表である私の深い想いがあります。学生時代、石引商店街で育てていただきました。個性豊かな店主たちに可愛がられ、街のぬくもりに包まれた日々——その石引が、コロナ禍を経て閑散としていく様子を目の当たりにしたとき、胸が痛かったです。「あの頃の石引の魅力を、もっとたくさんの人に知ってほしい」その石引愛が、コトノハを生んだもうひとつの原点です。

その精神は今も受け継がれています。 自分の思いをうまく言葉にできない人、どんな手段で伝えたら良いかわからない人——そんな「伝えたいのに伝えられない」方の想いを受け止め、つながりを生む場所として、2022年11月19日にコトノハは生まれました。

自己表現を応援することが、対話を育てることが、やがて平和につながると考え、日々活動を続けております。

具体的にはこんなことをしています

① 一箱本棚コミュニティ図書館の運営 
金沢市石引商店街にある私設図書館です。個性豊かな「一箱本棚オーナー」の皆さんがそれぞれ選んだ本が並び、誰もが自由に読んだり借りたりできます。ここが「本屋」ではなく「図書館」である理由も、石引への想いからです。本を売るだけなら一度の来店で終わってしまう。でも、借りて・返すという図書館の仕組みなら、2回石引に足を運んでもらえる。 営利目的ではなく、人が何度も訪れ、街に親しんでもらうことを大切にした選択です。本を通じて、世代や立場を超えた対話と出会いが生まれています。

② 紙の無償提供(「会社びらき」紙マーケット) 
コトノハでは年間を通じて、印刷会社で生まれた不要な紙を店内で自由に持っていける形で常設配布しています。「好きな紙を好きなだけ、自由にどうぞ」——捨てられるはずだった紙が、子どもたちの創造のタネへと生まれ変わる。紙を扱う会社だからこそできる、コトノハならではの取り組みです。

また、年に1度、印刷の工場を地域に開放し、100円〜300円ほどで普段買えない紙の詰め放題など、紙を使ったワクワクするイベントを開催しています(毎年6月・10月頃、SNSで告知 開催内容は毎年変わります)。たった1枚の紙でも、紙を手にした子どもたちの目が輝き、何度もお礼の手紙が届いております。地域のつながりと、子どもたちの創作意欲を育てる活動です。

③ 自費出版・寄贈本の受け入れ
一般の本屋では扱いにくい自費出版の本も、コトノハは受け入れます。取材中にも、能登の活動を伝えたいと自費出版された方が来店。その場でコトノハに通う能登の活動者とつながり、コラボレーションへと発展しました。「伝えてみていい」という土壌をつくることが、私たちの役割です。

④ 地域をつなぐコーディネート
 テレビ取材や大学との連携、子どもとの縁——印刷会社だけを営んでいたのでは、決して出会えなかった人たちとの縁が生まれています。複数の棚オーナーさんが自ら「店番をしたい」とボランティアの申し出もいただいております。オーナーさんの中には、コトノハの活動に感化されて石引を活性化する定期イベントを始めた方も。お金では買えない「関係資本」が、ここには無限大に広がっています。

今後の活動や目標、夢

出村さんがコトノハを通して目指しているのは、地域ぐるみで子どもたちを育てる「バブ(仲介)」のような存在になることです。

学校だけが教育の場ではない。石引という地域に、生きがいを持ち、信念を持って毎日を楽しんでいる大人たちがいる。そんな姿を子どもたちに見せることで、「都会に行かなくたって、ここは面白い」と感じてもらいたい。未来にワクワクできる子どもを地域で育てていきたいのです。

コロナ禍で閉店が相次いだ石引商店街が、今や「魅力ある街」としてブランディングされ、外から訪れる人が増えてきました。情報を扱う強みを活かしながら、コトノハはこれからも石引のローカルブランディングの一翼を担っていきます。そして、すべての活動の根底にある最大のテーマは——「平和」。自己表現ができる社会、伝えてみていいと思える社会、好きなものを好きと言える社会。その実現が、平和への道だと信じています。

お願いしたいこと

地域の子どもたちが自分を表現することを楽しめる——そんな機会や環境をつくるアイデアや協業を探しています。

「こんなワークショップができる」「子どもと一緒に何かやりたい」「教育や表現活動に関わっている」という方、ぜひ一緒に考えませんか。SDGsをことさら声高に叫ぶわけではないけれど、誰かの「できない」を「できる」に変えることそのものが、社会貢献だと思っています。

協力できること

  • 場所の解放:コトノハのスペースをイベントやワークショップにご活用いただけます
  • ワークショップの共催:コミュニティの力を活かした企画を一緒に立ち上げられます
  • 石引の魅力ある方々とのご縁つなぎ:地域で活動するユニークな人たちをご紹介できます
  • 自費出版・印刷のご相談:「伝えたいけど形にならない」という方の力になります

募集について

【コラボ・協業パートナーの募集】 子どもの自己表現、地域教育、ローカルブランディングに関心のある個人・団体・企業を募集しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

活動実績

1971年 石川県金沢市東山3丁目にて栄光プリント創業 (創業者:出村良夫)
1976年 東山3丁目より、現在の神宮寺3丁目に工場移転
同    増資。株式会社となる
2001年 出村 明 代表取締役就任
2010年 自費出版専門サイト 「栄光書房」
2021年 創業50周年
2022年 出村 有基 代表取締役就任

2022年11月19日 コトノハ開館

さらに詳しいことや最新情報はこちらでも

  • HP
    https://kotonoha-library.com/
  • インスタ
    https://www.instagram.com/kotonoha_community_library/